静岡県最東端・初島

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今回は神奈川県最東端の初島について。

自分がいつか行くときのための事前調査を兼ねてまとめます。かなり自分の偏見と好みが入ってしまうが、そこは自分用なので仕方がない。また、記事内で施設・交通機関の料金や時刻表を載せるが、これは記事編集時のものです。変更されている場合があるので、各社のHPで最新のものを確認すること。

概略

静岡県熱海市に属する島。伊豆半島の東側、熱海市街地の南西約10kmの場所に位置している。

かつて火山島だったものが水没した後に隆起したことによって島ができた。隆起は複数回起こっていて、それは島の地形に反映されている。

静岡県唯一の有人島であり、人口は170人ほど。住民は島の北側に居住しており、島の南側はリゾート施設として「PICA初島」や「エクシブ初島クラブ」が開発されている。

島の周囲は約4kmで、歩くと約1.5〜2時間程。基本的に乗り物の類はない。

島の東端が静岡県の最東端となっている。

見どころ

端と灯台

静岡県の最東端

静岡県最東端、島の最東端は港から島を時計回りに1/4周ほどした場所で、PICA初島の入浴施設である「湯の島」の裏側付近。この湯の島の脇から海岸におりてすぐの場所にある。

島の海岸は港付近を除けばほぼすべてがゴロタ浜(大量の丸い石で構成された浜)となっていて、最東端部分もそのような地形になっている。そのような浜なので近くまで行っても場所がわかりづらいかと言うとそうでもなさそう。

初島はトランプのダイヤマークを斜めに倒したような形。そのため東西の端がそれぞれ海に突き出していて、現地で東端または西端の案内表示がなくても容易に場所がわかりそう。

初島灯台

初島にある沿岸灯台。

初島灯台は島の南東側に位置していて、島内でも標高が高い場所に建てられている。

全国に16基ある参観灯台、登れる灯台の1つ。のぼれる灯台スタンプラリーのスタンプ帳を忘れずに持参すること。

また、灯台の外側に螺旋階段が設けられている珍しい存在でもある。

灯台には資料館が併設されているため、こちらも要チェック。

初島灯台
参観時間: 10:00〜16:00(最終入場時刻15:40)
参観寄付金: 300円
所在地: 静岡県熱海市初島444
HP(燈光会): https://www.tokokai.org/tourlight/tourlight06/

観光

初島海洋資料館

船着き場から西へ200mほど行くとあるログハウス調の資料館。

国立の研究機関である海洋研究開発機構の施設で、相模湾とその周辺の海底地形図や海底の景色をパネルなどの相模湾に関すること、また初島で出土した土器や石器などの島の歴史に関することが展示・紹介されている。

基本情報
開館時間: 10:00〜16:00
休館日: 火曜日
入館料: 無料
所在地: 静岡県熱海市初島3

初木神社

初島港から西へ約150mに位置する神社であり、熱海市伊豆山にある伊豆山神社の境外社。

例大祭が毎年7月17、18日に実施されており、ここで奉納される鹿島踊りは熱海市の無形民俗文化財に指定されいる。

初島港の待合所「シマテラス初島」で御朱印がもらうことができる。

海泉浴「島の湯」

リゾート施設である「PICA初島」内にある入浴施設。露天風呂から海まで約100mで視界を遮るものがないため、海が一望できる。湯船は内湯と露天が各1つずつ有。

お湯は海岸の地下40mから汲み上げた井戸水を沸かしたもの。ナトリウムが多く含まれているらしい。傷口にしみるかも知れないため、怪我をしているなら注意。

入浴料について、PICA初島の他施設を利用する場合セット割等あるため要確認。また、タオルが観光地価格だと思うので、気になる場合は持参すること。(価格については下を参照)

基本情報
開館時間: 10:00〜21:00(季節による変動有)
休館日: 木曜日(年末年始・GW・夏休み以外)
所在地: 静岡県熱海市初島18

料金について
通常入浴料: 大人900円 小人600円
往復乗船券+R-Asia入園券+島の湯 入浴料: 大人3800円 小人1900円
フェイスタオル(販売): 400円
バスタオル(レンタル) : 300円
PICA初島の施設に宿泊する場合は入浴料・フェイスタオル・バスタオルは無料

PICA初島

・南国リゾート気分にひたれる空間「アジアンガーデンR-Asia」
・アスレチックパーク「VOTAN」
・自然体験型アトラクション「SARUTOBI」
・海水を利用したリゾートプール「海のプール」
・海を一望できる入浴施設「島の湯」
・コテージ・トレーラーの宿泊施設

で構成されたリゾート施設。富士急グループのPICAが運営。

のんびりと過ごしたい人は「アジアンガーデンR-Asia」、体験型のアスレチック型施設で身体を動かしたい人は「SARUTOBI」を利用するとよさそう。「VOTAN」のアスレチックは子供向けか。

アジアンガーデンR-Asia内にレストランがあり、BBQができる。

SARUTOBIとBBQはネットでの事前予約が必要。予約なしでは利用できない。

基本情報
料金はもとより、営業時間も施設ごとに異なるため注意!
アジアンガーデンR-Asia
開館時間: 10:00〜21:00(季節による変動有)
休館日: 木曜日(年末年始・GW・夏休み以外)
所在地: 静岡県熱海市初島18
VOTAN
開園時間: 10:00〜17:00(最終受付 16:00、GW/夏季は受付開始 9:00〜)
休園日: 基本木曜日(要営業カレンダー確認)
所在地: 静岡県熱海市初島18
SARUTOBI
開園時間: 10:00〜17:00(最終受付 15:00、GW/夏季は受付開始 9:00〜)
休園日: 基本木曜日(要営業カレンダー確認)
所在地: 静岡県熱海市初島18
海のプール
営業時間: 9:00〜16:00
営業期間: 夏季シーズン
所在地: 静岡県熱海市初島18

PICA初島の価格

往復乗船券アジアンガーデンR-AsiaVOTAN宝探し海のプール島の湯大人価格小人価格通常大人価格通常小人価格
熱海-初島
往復乗船券
2,6401,320
アジアンガーデン
R-Asia
950550
VOTAN600600
SARUTOBI1,9001,500
宝探し600600
海のプール2,3001,350
島の湯900600
VOTANセット3,3001,8004,1902,470
VOTAN・宝探しセット3,6002,1004,7903,070
R-Asiaセット3,2001,6003,5901,870
温浴セット3,8001,9004,4902,470
プールセット4,4002,2005,8903,220

また一部のセット券に限り、富士急グループの旅行会社である富士急トラベルでさらに割安なWEBチケットを購入することが可能。以下がその料金表。

往復乗船券アジアンガーデンR-Asia島の湯大人価格小人価格
R-Asiaセット3,0001,500
温浴セット3,6001,800

お土産・買い物

島ということで、やはり名産品は海産物。特に、ところ天とその原料である天草(テングサ)を推している様子。

天草は海藻で、乾燥させたものが販売されている。また当然に、サザエや伊勢エビなどのナマモノも買えるようである。

さらに珍しいところでは島で栽培した大根で作った沢庵を推しているようだ。

購入は初島港近くの初島漁協スーパーマーケットか初島漁協直売所ですることができる。

営業終了時間がそれぞれスーパーが17:30、直売所が16:30となっている。そのため宿泊者の夜間の買い出しはもちろん、遅い時間の定期船を利用する場合は行ったが営業が終わっていたということになりかねないので注意が必要。

その他のアクティビティ

離島なだけあり、釣りやシュノーケリング、ダイビング等の海に関するアクティビティを楽しむことができる。

食事

島内で食事をする場合、3つのパターンが考えられる。

食堂街を利用するパターン、PICA初島を利用するパターン、エクシブを利用するパターンである。

食堂街は初島港を出てすぐ東(左手)側にある飲食店が並んでいる場所のことである。ここにある店舗では、地場産の魚介類を使った料理を食べることができる。

営業は基本的に昼間のみであり、夕方からの営業は一部の店舗を除いて行っておらず、その営業している店舗も予約をしておかなければ利用できない。店舗名、連絡先については初島区事業協同組合のHPで確認できる。

PICA初島のアジアンガーデンR-Asiaを利用する場合は、アジアンガーデンR-Asia内のレストラン「Terrace Restaurant ENAK」を利用することができる。

このレストランではBBQやアジアン料理を食べることができる。また、南国風リゾート内のレストランということで、南国っぽいドリンクが豊富。利用時の注意点はBBQを利用する場合は事前予約が必須である点。

エクシブ初島に宿泊する場合はエクシブ付属のレストランが利用できる。4つのレストランとラウンジ、バーが各1店ある。

宿泊

宿泊も食事と同様、取り得るパターンは3つ。

ひとつめは民宿を利用するパターン。初島港の正面の集落内に民宿が数軒ある。

複数の宿泊予約サイトを確認したが検索にヒットしなかったので、予約は店舗に直接連絡するしかないと思われる。店舗名、連絡先については初島区事業協同組合のHPで確認できる。

予算に応じて食事を準備してくれるようであり、予約時に希望を伝えると良いかもしれない。

ふたつめはPICA初島を利用するパターン。PICA初島内には宿泊用のコテージやトレーラーハウスがある。

これらはPICA初島のHPの他、楽天トラベルでも予約することができる。

PICA初島に宿泊する場合は、アジアンガーデンR-Asia、島の湯、海のプールの利用料金が宿泊料に含まれている。

また、連絡船の往復乗船券を優待価格で購入できるため、事前に購入はせずに熱海港のチケット窓口でPICAに宿泊することを伝えて乗船券を購入すること。

熱海まで車で行った場合は、宿泊者専用駐車場があるため利用することができる。ただし、利用料(1泊2日:3,500円、追加1日毎1,750円)と事前に利用申込が必要。

みっつめはランドエクシブ初島を利用するパターン。エクシブは会員制のホテルリゾートのため会員でなければ宿泊できない。

アクセス

熱海〜初島

熱海港から高速船に乗船し約30分で到着。運行は「富士急マリンリゾート

車両は載せられないが、自転車なら輪行袋に入れれば手回り品として持って乗船できるかもしれない。運送約款では「3辺の長さの和が2メートル以下で、かつ、重量が30キログラム以下の物品」は携帯して持ち込み可能。

運賃と時刻表は以下の通り。なお普段は2隻の高速船で運行されているが、メンテナンス等で1隻での運行となった場合は減便ダイヤが適用される。

運賃
大人:1,320円
小人:660円

時刻表(通常ダイヤ)

熱海発初島発
730
84000
920
1000 4040
1120
1200
130000
1400 4000 40
1520
160040
172050

〜熱海港

熱海駅〜熱海港

熱海駅から熱海港までの距離は約2km。

公共交通機関はバスとタクシーを利用することができる。

バスを利用する場合

バスは「東海バス」と「伊豆箱根バス」の2社で運行されているが、どちらも同じ経路を辿り、所要時間は10分。熱海駅では「後楽園」行きに、熱海港では「熱海駅」行きに乗る。なお、バスは前乗り前降り後払いで、交通系ICカードが利用できる。

熱海駅でのバス乗り場は、駅を出て左側にあるバスターミナルの7番乗り場。なお、熱海駅には出入り口が1つしかない。

運賃と時刻表は以下の通り。なお、バス会社HPで時刻表を調べる場合は「東海バス」で調べること。東海バスHPでは伊豆箱根バス運行のバスも時刻表に載っているが、伊豆箱根バスHPでは東海バス運行のバスは載っていない。

運賃
大人:230円
小人:120円

時刻表(平日・土休日共通)

熱海駅 時刻表時刻熱海港 時刻表
457
00 20 40800 15 35 55
00 40915 55
001015
00 20 401115 35 55
12
00 20 401315 35 55
401455
00 401515 55
00 401615 55
001718

タクシーを利用する場合

所要時間は約10分、料金は1,000円程度と思われる。

熱海駅のタクシー乗り場は駅を出て左側の足湯とバスターミナルの間にある。

公共交通機関を利用しない場合

前述の通り、熱海駅〜熱海港の距離は約2kmであり、観光ついでに歩いて行くのもアリ。歩く速さにもよるが所要時間は30分程度だろう。

ただし熱海駅が少し高い位置にあるため、道中が坂道となっていることに注意。熱海駅→熱海港の場合は下り坂。

来宮駅〜熱海港

熱海駅からJR伊東線の次の駅である来宮駅から熱海港までの距離は2km弱で、距離的には熱海駅からよりも若干近い。しかし、直通のバスがないため不便である。

また伊豆半島を北進でもしてこない限り熱海駅を通るはずなので、特別に来宮駅を使う目的がないのであれば熱海駅を利用すべきである。

バスを利用する場合

バスは「伊豆箱根バス」のみの運行である。

前述の通り、熱海港へ直接乗り入れるものはない。そのため熱海駅行のバスに乗り、「銀座」バス停で乗り換える必要がある。

しかも、銀座バス停付近は一方通行だらけとなっており、熱海港方面のバスに乗り換えるためには2ブロック、約50mを歩かなければならない。ちなみに銀座バス停から熱海港までは約800m。

バス利用時の所要時間は乗り換えのための待ち時間によるが20分前後、運賃は340円。実際にバスに乗っている時間は遅れがなければ8分である。

なお、伊豆箱根バスのHPで来宮駅→熱海港の乗り換えを考慮した経路検索ができる。

バス停の場所だが、来宮駅のバス停は駅を出て右に歩くとある。

また銀座バス停の乗り換えは、川沿いで降ろされるので、その川に沿って下流へ歩いて行き、信号を渡って左手に銀座バス停がある。

タクシーを利用する場合

所要時間は約10分、料金は900円程度と思われる。

タクシー乗り場は来宮駅を出てすぐ前である。

公共交通機関を利用しない場合

前述の通り、来宮駅〜熱海港の距離は2km弱で、熱海駅からと比べると若干短い。とは言っても、100m程度の違いしかないので、所要時間はそう変わらないだろう。

こちらも熱海駅同様、少し高い位置にあるため、道中が坂道となっている。来宮駅→熱海港の場合は下り坂。

自動車で熱海港まで行く場合(駐車場について)

熱海には市営の駐車場が数カ所あるため、目的に応じて場所を選択し利用することができるようになっている。また、これら市営駐車場はタイムズの駐車場として扱われており、HPで空き情報が確認できる。

熱海港を利用する場合は、船客待合所のすぐ隣にある「臨港駐車場」が最も近い。ただその分、満車となるのも早いことが考えられる。

次に近いのは待合所から約300m北にある「和田浜駐車場」である。この駐車場は臨港駐車場と比べ2倍程度の車が駐車できる。

臨港駐車場から和田浜駐車場に車で移動する際は、経路をよく確認する必要がある。一方通行が多いため、迷ってしまう可能性がある。

なお、料金はすべての市営駐車場が共通で、

110円/30分
16時間までの最大料金1,760円
16時間以降は110円/60分

となっている。

また、市営駐車場の他に民間駐車場もある。

民間駐車場を利用する場合は、料金をよく確認してから利用すること。一部の民間駐車場で料金体系がわかりにくく、割高な料金を請求されたとの口コミがある。

まとめ・管理人の所感

初島について調べた印象は、何か目的を持っていかないと時間がもたないかなということです。

1周約4km、2時間もあればひと回りできる島で、南側のほぼ半分がエクシブとPICAで占められているため、ぶらっと観光できる場所がかなり限られています。

そのため、目的を持たずに行くと「何もない島だ」という感想になってしまうかも知れません。特に雨が降ると、長時間滞在できる屋内施設が宿泊施設ぐらいしかないため、どうすればいいか途方に暮れてしまうかも。

一方で、釣りでもダイビングでもリゾートでも何でもいいので目的をもって行くと、かなり楽しめるんじゃないかと思います。特にリゾートはエクシブ、PICAともに施設が充実しているため、ゆったりと充実した時間が過ごせると思います。

また、これは離島全般に言えるのですが、移動手段に船を使う以上、天候には注意しなければいけません。海が荒れると船は欠航になる可能性があります。

もし私に初島に行ける機会があれば、半時計回りに島を周り、

神社→資料館→灯台→最東端→島の湯→食堂街

を基本として、道中のちょっとした観光スポットを回収して半日程度で熱海に戻るプランを考えると思います。

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